部活動における1年の中で大きな行事であるウインターコンサートを終えて、
早1ヶ月が経とうとしています。
2005年の12月から約1年間、自分達が主体となって動いてきたわけですが、
常に反省と自分との戦いの毎日でした。
私は、「総務」を担当しているのですが、後輩に指示を出さなければならない場面で、
曖昧な指示を出してしまう事が、しばしばありました。
毎回、同じ失敗をしてしまっている自分に腹が立つこともありました。
そこで、そういう失敗を減らす為に、後期からは総務の中で、
『ホウレンソウ(報告・連絡・相談)』を徹底するように努めました。
その甲斐あってか、ウインターコンサート終了まで、
それほど大きな失敗もなく仕事を終えることができ、少しホッとしています。
また、プレイヤーとして1年間を振り返ってみると、
今年度に関しては、アンサンブルも独重奏も中々充実していたと思っています。
昨年度の合奏は後悔ばかりが残る演奏でした。
せっかく、協奏曲のソロを弾く事が出来たのに力を出し切らなかった、
という感情だけが演奏後、自分の中にずっと渦巻いていました。
ある意味、昨年度のその思いが、今年度の原動力になったと思います。
『絶対本番で後悔するもんか・・・・』
何か演奏でつまづきそうになった時、この言葉を頭に浮かべて練習していました。
基本的に自分の甘えに負ける事は大嫌いな性分なので、頑張れました。
その積み重ねのおかげで、ウインター本番(特にプライム合奏)では、
本当に楽しんで演奏できました。
まさか、独奏と重奏の両方に出演することになるとは、
本番の2週間前まで、まったく想像すらしていませんでしたが、
オーディションも兼ねた文化祭ステージでの演奏を、先生に評価して頂き、
とても貴重な経験をさせていただいたと思っています。
本番のステージでは、あれだけ緊張したのに・・・、
性懲りもなく来年度も独奏を弾きたいと思っています。
勿論、弾ければ・・・の話しですが。(笑)
ウインターコンサートを終えた後、こういう場面に遭遇しました。
演奏後、ロビーでお客様をお出迎えした際、
文化祭公演に来てくださったお客様がウインターにも来てくださっていたのです。
このお客様は、文化祭の時の私の事を覚えていてくれて、開口一番、
『江口さん、良かったよ~!とても素晴らしかった。君が1番笑って弾いてたね』
~と言ってくれました。
コンサートが終わった解放感で涙腺が緩んでいたものですから、
もう、泣きそうでしたが、必死に泣くのをこらえてお礼を言い、
そのお客様を見送りました。
この1年間、自分が頑張ってきたことが認めてもらえた気がして、
充実感で胸がいっぱいになりました。
今、3年生の自分は、来年4年生になります。
でも、根本は変わらないと思います。
4年だから~という事ではなく、江口は部員としてこう考える、
という部分のほうが大事だと思うからです。
就職活動でギターを弾く時間が減ってしまっても、絶対に妥協せずに、
新2・3年生と一緒に、来年度も全力でギターを弾いていこうと思います。
OBOGの皆様も現役を温かく見守っていただけたら幸いです。
現役の皆も試験、春合宿、卒業パ-ティ、新勧と、
まだまだ、行事が目白押しですが、頑張っていきましょう!!