駒澤大学ギタークラブ資料館

KGC Laboratory

エッセイ

ウィンターコンサートを終えて 2年生 長島 弘樹

ウインターコンサート、お疲れ様でした。
今回の演奏会を終えて、自分自身が感じた事を、そのまま書きたいと思います。

まず、ステージ経験が少ないのかな・・・・と感じました。

なぜかと言うと、『エスパニア・カーニ』が始まる前、
自分の目の前に置いてある足台を、中々、セットすることが出来なくて、
他の演奏者を待たせてしまっり、曲と曲の間に変な時間が流れたり~と、
あの時は焦れば焦るほど、上手くいきませんでした。

また、『スパニッシュ・コーヒー』の時は、カポタストを付けるのに時間がかかり、
曲の冒頭にあるトレモロの部分に演奏が間に合わなかったことがあったからです。

普段何気なくやっていることが、実は演奏会にとって大切なことで、
しかもそれが演奏会に繋がっているのではないかと感じました。
また、今回の演奏会で、初めて経験したことがあります。

例えば、指揮です。

正直『風の丘』の指揮をすること決まった時、
絶対できない・・・と思いました。
しかし、最初は拍をキープするので精一杯だったのが、
徐々に演奏しているメンバーの顔を見れるようになり、余裕がでてきました。

しかし、その余裕が原因なのでしょうか、
『風の丘』のピチカートが終わって、1stのメロディーが始まるのに、
間違えて、3rdの方を向いて指揮を振ってしまいました。
曲を明確に覚えていない・・・という単純ミスだったわけですが、
あの時は、曲が止まらなくて本当に良かったです。

そんな、冷汗だらけの出来事があったりもしましたが、
演奏者としての自分とは違って、指揮者としての経験は、
言葉の無い意志の伝達、目と目のアイコンタクト、互いの演奏を気づかいながら、
調整していく姿勢~など、自分にとって、かなり貴重な経験になったと思います。


最後に、今の部員でやる『最初で最後の演奏会』。

それに対し、悔いの残らない結果が出せたか、というと疑わしいけど、
全体を通して、楽しめたのではないかと思います。
何事も楽しんでやることが大切ですね。

そして、昨日よりは今日、今日よりは明日と、
少しずつ成長できたらいいなと思います。

来年も頑張って楽しい演奏会を開きましょう。
上手くまとまりませんが、こんなことを感じている、今日この頃です。

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